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2/28(土)第十四回 8-bit読書会 @椙森神社うら
またまた晴天、素晴らしいですね~。銀座、日本橋は雨も似合いますが
本日は晴天ならでは、参加者さまと椙森神社探訪など、読書談義から派生した
神社見分もありました。
以下、当日紹介された本になります。
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『80年代90年代、新しい日本映画の始まりと終わり--その裏側/山田 耕大、高鳥 都』
年間数百映画を見るというレビュアーさまが紹介した本はこちら。網羅的な映画史
というよりも、元日活企画部の山田氏に映像関係のライターの高鳥氏がインタビューをしていく
というかたち。主催者の記憶だと当時の日本映画ってすごく規模も印象も小さい気がしていたのですが、
話を聞いていると確かにあったそんな映画、という風に頷けますし、その制作の過程や裏側、
それこそ企画段階での紆余曲折など、そこでの異能者たる制作人たちのエピソードが溢れています。
『神主はつらいよ--とある小さな神社のあまから業務日誌/新井 俊邦』
こちらの本は、今度は神社検定の資格も持つというレビュアーさまによる紹介です。
もちろん各地の神社仏閣はよく巡るそうで、今回、当会にいらしった動機の一つも開催場所の
椙森神社も影響しているよし。本書は、そういった日本人に身近な神社の実態、管理する側の
苦労や知識などが著者の実体験に基づいて書かれています。賽銭泥棒への切実な願いとは。
小さい社でも管理する場所ならば必ず月2回は儀式をおこなわなければならない、そして
後継者問題など、俗世の悩みが山積みです。それでもなんとなく楽しそうな雰囲気も特徴ですね。
『女霊の江戸怪談史/堤 邦彦』
まだ全部読んでないですが、という前提でのご紹介の本書。著者は怪談研究では
とても有名な医師の人だそうです。ただ、レビュアーさまはどうも著者の叙述スタイルが
肌に合わなかったようで、読むのがはかどらないとのこと。逆にいろいろな古典や研究本への
インデックスとしてはとても優秀なのだそうで、本書を通じて読みたくなった江戸怪談や
西鶴の話などが数冊できたそうです。
『沢村忠に真空を飛ばせた男/細田 昌志』
上下巻の本で、上巻はキックボクシングが結果として日本のテレビで定着しなかった
失敗の経緯や、世界標準になれなかった過程が、このドキュメンタリーの主人公の
父親の代から話されます。時間の縦軸は、これだけでひとつのスポーツ視点からの政治史にも
なれる内容です。下巻は、同じプロモーションでも、五木ひろしと主人公との営業の過程が
描かれます。
『吉屋信子集 生霊/東 雅夫(編)』
これは主催者の紹介で、吉屋信子といえば少女小説(もちろん読んでない)と
思っていたところ、怖い話も書いていたというので読んでみました。内容は幽霊も
でることもありますが、その場合は基本的にジェントルゴーストストーリーといやつで、
出ない話の方が怖かったり味わい深かったりしますね。作者の特徴なのか、ある個性を
持った人たちがよく出ます。本書のかかれた戦後の世相もよく書かれていて興味深いですよ。
お読みいただき感謝感謝
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